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一五一会
 一五一会(いちごいちえ)について
一五一会(いちごいちえ)沖縄出身のバンド「BEGIN(ビギン)」が考案し、「Kヤイリ」というギターメーカーが共同開発した2003年に出来たばかりの純国産の楽器です。

この変わった形は、短冊(花札に描かれている、風になびいた様子)がモチーフとなっています。

「日本で生まれた楽器」としては、電子楽器をのぞくと、おそらく大正琴以来の物。
大正琴が大正5年(1916年)に生まれたそうですので、それから計算すると87年ぶり!!

日本の楽器で有名な三味線は室町時代末期に、琉球から堺に入った三線(さんしん)を母胎に作られました。
一五一会も三味線と同じく、三線(さんしん)を母胎としています。ギターと三線のチャンプルです!!

*チャンプルとは…「ゴチャ混ぜ」とか、「いろんな物を入れてる炒め物」の事です。
 音来(にらい)について
  音来(にらい)2004年春に生まれたばかりの一五一会の弟分です

「ニライカナイ」という南西諸島に伝わる神秘的な言葉があります。
海の彼方にあるとされる理想郷、神々の集う世界の事を言い表しているそうです。

遠くから皆様の元へ豊かな幸が届きますように。
音来という楽器を通して皆様が幸せでありますように。


そういう想いを込めて名付けられたそうです。
  BEGIN のコメント
  (ラジオでのコメント等から一部抜粋、編集してあります。)
(協力・bay fm「THE FLINTSTONE」)
一期一会の出会いを運んでくれるようにと名付けられたこの楽器を通して、世界中の家族や友達が唄い踊ることで暮らしが明るくなったら最高!

沖縄ではおじいちゃんと孫が一緒に三線を弾いているっていう光景をよく見るんですよね。
そんな風にこの楽器がおじいちゃんやおばあちゃんと、お孫さんとの歌の橋渡しみたいになればいいなと思いますね。

あとは、そろそろ音楽を買うっていう感覚をなくそうぜっていう想いなんですよね。
乱暴な言い方だけど、プロに頼らず自分で作ればいいよっていう、そっちの方が楽しいし、俺なんかはそれで飯を食べているから矛盾するかもしれないけど…

「『自分達が一五一会を発案して、自分達が広めます!』っていう意識は全くないんですよ。
1つの提案をしたっていうだけで、自分達がどうしようっていうのも一切なくて、『こういうのどうですか?』みたいな感じなんです。 楽器を弾くことがもっと身近になったときに、家庭家庭に歌が出来たら素敵な日本が出来るんじゃないかと思うんです

知り合いのミュージシャンにこういう楽器があるんだって話をしたら、最初にまず『これをどうするの?』って理論から入るんですよ。いや、指一本で全部いけるからっていう話をして、実際に触ってみると『あ、なるほどな』って言って笑いが出てくるんです。

最初に指一本で弾けたときにみんなが『あーっ、弾けた!』って笑ったときが一番嬉しかったですね

 
  一五一会と音来の違いについて
  どちらも音色に個性があり、

 一五一会 は『優しくて豊かな響き』を持っています。
 音来は、『やんちゃで元気な音』がします。


一五一会が『天(空)』だとすると、音来は『地(土)』のような雰囲気を持っています。
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